盆前で仕事が立て込んでいた時期のことです。
自部署はかなり忙しく、仕事の終わる時間はほとんど終電前でした。
そんな、家に行って会社に帰るような生活も、やっと終わりが見えてきた頃。
ほとんどの人が帰宅して、残ったのはたまに話す程度の先輩OL。
あとは私と新人の男性の3人になりました。
先輩OLの積極的な態度にびっくり
20時を回って作業も一段落。
ちょっとした、雑談タイムのような時間になりました。
世間話しているうちに、先輩OLが「週末だし、そろそろ帰りなよ」と新人の子に帰宅を促します。
そして30分ほどして、新人の子が「おつかれしたー」と帰宅。
部屋に残ったのは、先輩OLと自分だけになりました。
しばらくして私も仕事に区切りがつき、そろそろ自分も帰ろうか…という頃。
先輩OLが「やっと残業地獄も終わりそうだね~」と話しかけてきました。
話を合わせる私に、先輩OLが隣の席に座って雑談は続行。
ちなみに先輩OLは入社して結構長く、40代くらいの人と同僚から聞いたことがあります。
私は入社3年目の25歳で、どちらも未婚。
今まで特に恋愛対象として見たことはなく、普通の先輩くらいの認識ですね。
「〇〇君疲れたでしょ~肩揉んであげるね。」
そういうと立ち上がって、肩揉みしてくれます。
そして肩揉みから、徐々に胸を押し当てながらのボディタッチに。
「えっ?ちょっと…□□さん?」
「仕事ばっかりだったから溜まってない?…あたしは溜まっちゃってる。」
おさわりする手はすぐに股間を触り出し、それと同時に耳なめ。
「ちょっとダメですよ。□□さん…」
口をキスでふさがれます。
「〇〇君ダメなの?」
「いや、ダメっていうか…とにかく社内はマズいですよ…」
そう言うと、じゃあ別のところに行こうと言う彼女。
準備してと言われ、慌ててすぐに帰り支度。
彼女は施錠担当なので最後になります。
「すぐ行くから、角のコンビニのとこで待ってて」
多分、これがエッチするかの意思確認だったのでしょう。
先輩OLとは一晩だけの関係に
先にコンビニに行き、突然の出来事に混乱したまま待つ私。
帰ってしまうのも気まずいし、その後の関係が悪くなるのも支障がありそうです。
どうするか判断がつかず、先輩OLがやって来ました。
彼女は上機嫌で腕を絡めてきて、結局そのままラブホへ。
そのままセックスをして、一晩泊まりました。
事後に彼女いわく「ムラムラとしていただけで、付き合いたいとかじゃ無いから安心して」とのこと。
つまりただの遊びで、若い男とセックスしたかっただけ。
その後、彼女が誰かに話してるんじゃないか…と内心ヒヤヒヤしたが、そうでもなさそうです。
社内の誰かに聞くわけにもいかず、しばらくは悶々としました。
今では、ちょっとラッキーな出来事だったんだと一応納得。
以前と変わらない態度で、お互い接しています。